File4. 冷却篇

出費22,421円 ★ 累計\125,608


8月25日(月)、とりあえず走るようになったZXRの実走テスト初日。
とにかくいつどこが壊れるか極めて信頼性の薄いバイクなので、1週間は通勤の中で慎重にテストしていこうと考えていた。
通勤は片道50キロ強。外環(高速道路)区間35キロを含む通勤路は200キロセッションあり渋滞路ありの、まさに実走テストにはもってこい。これを1週間こなしてくれれば、とりあえず「まともなバイク」にはなってくれたということだ。
外環にのるまでの7キロはきわめて順調に走ってくれた。昔のレプリカだけあってスリヌケ性能も高く、ポジションはともかくとして実用性は高い。排気漏れがすさまじいのと逆輸入車であることからくる低速トルクの欠如は笑うしかないが、250に乗っているつもりになれば、また楽しである。
外環にのる。
最初の10キロは120ペースで様子見。
白線スラロームも問題なし。フロントの動きがしぶいが、リヤはわるくない。
ペースを上げる。
バックミラーに映った車影をやりすごすと、160ペースで走るMR2。
ベタでケツにつく。MR2はいやがって端によるが、申し訳ない、こちらはテスト、しばらく露払いをお願いする。160ペース問題なし。
MR2が前のクルマにちょっとつまったのを機に左側からイッキに5速アクセル全開。
うがががが……めちゃくちゃ遅い! ほんまに250並の加速。
だらだらと180まで出たとこで、アクセルをもどす。
「うーむ。最速への道のりの遠いこと」
あとは120ペースで外環を全うし、渋滞路セッションで勤務地の小平まで。途中、かなりのエンジン熱。ナナハンてこんなに熱いのか。
無事目的地に到着しバイクの各部をチェックしていると、「あれれん!」
カウルの下から緑の水がぼたぼた。
その日の仕事がおわったあと、とにかく自宅までもつかとがんばったものの、10キロほど走ったところで漏れが激しくなり、あえなく深夜の青梅街道を事務所までひたもどり。その日は事務所に寝泊まり、翌朝、近くのバイク屋に預ける。
バックオーダーが入った関係で部品の納品が遅れ、けっきょく直ったのが翌週の火曜日。原因はウォーターポンプの腐れ。この部品、アッセンブリー(まるごと)交換で工賃込で22,421円也。


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