File3. 動く鉄クズから走る鉄クズ★足まわり篇

出費82,918円 ★ 累計\103,187


タイヤ・ブレーキパッド・チェーン

翌24日は日曜日。早起きし、足まわりの細かな洗車をつめながらパーツを点検していく。今ではもうホイールもピカピカで24時間前からすれば見違えるようだ。
国内最大級のパーツショップ「ライコランド」、朝10時の開店にあわせて走りだす。テスト走行を兼ねての片道12キロだが、これが何とも走りづらい。低速ではまっすぐ走らず右に左にフラフラし、やたら肩がこる。走行時の異音もすさまじい。リヤブレーキはパッドが摩耗し、ベースがローターを削っている。こんな辛いバイクははじめてだ。
以下、ライコランドでの交換項目。
  ・リヤタイヤ ダンロップD205(\22,155)
  ・フロントパッド デイトナハイパーパッド2set(\5,880)
  ・リヤパッド デイトナハイパーパッド(\2,940)
  ・ドライブスプロケット AFAM (\3,150)
  ・ドリブンスプロケット AFAM GOLD(\8,925)
  ・チェーン  RKエキセルGOLD(\24,948)
  ・以上の交換工賃合計(\11,025)
                   小計 \79,023

ステムベアリング

ライコランドでの作業がおわったのが昼過ぎ。
意気揚々と走りだしたのはいいが、あまり状況の変化は感じられない。あいもかわらず足まわりからの異音はするし、低速でのフラフラも変化なし。とにかく猛烈に乗りにくい。
オートボーイの鴻巣さんに相談すると、少しハンドルをさわっただけで、
「ステムベアリング調整で直りますよ」
 と明るい顔。素人の僕はステムベアリングは交換するしかないと思っていたので、調整という意味がよく分からなかったのだが、グリスアップとステムボルトの締めつけ度をゆるめるだけで、実際には交換するまでしなくていい場合も多いという。15分ほどの作業(\2,100)で走りだすと、これがもう別モノ! 思いどおりにクルクル動く素晴らしいバイクになった。
「中古車で買う人でたいていの人はこんなもんだと思ってしまうんですね。何か肩が凝るなー、なんて場合は、まずこいつを疑ってみるといいと思いますよ。高いパーツ入れる人でも、意外とこんな基本的なところをおさえてなくて、本当の性能だせてない人も多いんじゃないですか」
 とは鴻巣さんの弁。確かに安価で確実に違いを感じられるところだ。

ハンドルバー・アクセルワイヤー

とりあえず、まともに走るバイクになったZXRだが、しかしやはり何かまだ肩が凝る。そこで各部の微調整。
ZXRは90年式なので、わりとハンドル位置は低く遠め。しかもはさみ角もかなりしぼってある。今のレプリカはGSX-R750やCBR900RRに特徴的なように、ハンドルはシート位置から近く高いし、開いている。
鴻巣さんによると、これは昔のレプリカは後ろ位置に座り、ちょうどライダースクラブのネモケンのようにハンドルに力を入れずすっぽりと乗るようにできているのに対して、現在は大昔のアップハン時代のようにバイクを押さえつけて乗るようになっているからではないかということだ。言われてみればスーパーバイクなんかでも、鬼ハングオンは影をひそめ、ダートラ系の押さえつけ乗りが全盛だ。
自分もやはり押さえ系なので、ハンドルを開き気味にセットしたが、これではシート位置とのマッチングが悪いことに気づいた。やはり純正セッティングは深い。
アクセルの微妙な開閉ができずに、ギクシャク感と右手の疲れに悩んだが、これはスイッチボックスを分解し、各部グリスアップと、ワイヤーグリス注入で完ぺきに解消。夕方には素晴らしく乗りやすいバイクに生まれかわった。
この日の仕上げはタンクパッド キジマ(\1,795)
オートボーイでシートカウル、フロントサスのオイルシール、前後ホイールベアリングを注文し、来週まで1週間の高速道路を含む実走テスト。通勤往復120キロを無事こなせるか。はたまた新たな問題が出てくるのか。


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