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猿よ。
心血注いだ愛機がめらめら炎をあげて燃えていくのを見ているのは、実際、ある種の心地よさがあった。これぞ、最高の贅沢ってやつだ。
馬鹿は馬鹿でそれをつづけるとなると、これでなかなか骨が折れる。なぜなら人はいやでも自然と何かを学ぶからだ。学ぶことをしなければ猿になる。しかし学ぶのをやめるというのは、案外と難しい。
おそらく僕がやっていこうとしているのは、そういうことなんだろう。そこには教訓さえもない。年数を食えば知識は増えるが、それを片っ端からゴミ箱に放りこむ。
これぞ猿のみに許される最高の贅沢だ。
(2001年11月19日)



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