Kawasaki :: KLX125(初期型2010年製)
2010年3月納車。 2010年12月時点で走行2200km。
概要
125ccの原付2種でありながらインジェクション、セルスターター、触媒を装備し、レーサーライクで攻撃的なスタイリングが心くすぐられる。タイ製とはいえ、信頼性・安定感はいうことなし。ガソリンコックやキャブレターがないので、クルマに積載してもガソリン漏れの心配もなく、気楽に車載で遠征できるのもうれしいポイント。
優秀なインジェクション。燃費は40kmをらくらくマーク
昔のオートバイクのイメージだと、インジェクションのバイクは燃費がわるいというイメージがこびりついていたが、今のインジェクションはほんとうにすごい。パワーはちゃんと出ているし、トルク特性もフラットで扱いやすいのに、燃費も抜群。
1ヶ月ぐらいエンジンをかけていなくても、ボタンひとつで、ちゅどん。

寒いときでもセル一発。ただし、エンジンがあたたまるまで、勝手に5千回転ぐらいの高回転になる。ノーマルマフラーでは音の問題はないが、規制内とはいえリプレースマフラーだと、暖気時には近所への騒音が気になるのも事実。チョークレバーのように回転を調整することができないので、やっぱりノーマルマフラーの方がよかったと思うときも。
燃費はふつうに乗っていれば45kmほど。林道などで低ギヤで引っぱるような走りをしても30km台はキープ。
唯一、気になるのは、インジェクションから聞こえてくる金属音。つねにキーン、という耳障りな音がでている。これがけっこうカンにさわる。
タイヤの摩耗が早い
ついついフル加速・フルブレーキな走りをしてしまうKLX125。リヤタイヤのセンター部がみるみる摩耗。サイズ的にはレース用のワイルドなブロックタイヤもチョイスできるのだが(公道走行は法規上は不可)、こう摩耗が早いと、もったいない気が。

しかしタイヤ価格は安く、チャリのロードレーサーのタイヤの半額程度。
オオカミの皮をかぶった羊
フルサイズのモトクロッサーなオフロード車はカッコよさは抜群ながら、ガレガレの林道など深入りアタックをかけるには、かなりの技量が必要。かといってセローに代表されるトレール車は走破性は文句なしだが、スタイリングにトンがったところがなくてさびしい。そんなとき、このKLX125ときたら、まさにオオカミの皮をかぶったヒツジ。なかみはねばりづよーい空冷エンジン・足つき抜群のトレール車なのだ。
動画は、娘と近くの林道を走ったときのもの。体重は2名合計で115kg。
サウンドから、KLX125の空冷エンジンが絞り出す、粘りづよいフィーリングを実感してもらえるのでは。粘る空冷エンジン、抜群の足つき性、コンパクトな車体とあいまって、どこにでも冒険に突っ込んでいけそうな気にさせてくれる。
ゆる〜い速度でレーシングサウンド
舗装路では兄弟車であるD-TRACKER125の楽しさにはかなわないだろうが、1.5車線のタイトな舗装林道クラスであれば、なかなか楽しめる。時速30~40キロでもレーシーなサウンドを奏でるのがKLX125の大きな魅力。高回転域もけっこうのびるが、無理に回転を引っ張らなくてもちゃんとキビキビ走ってくれる。
市街地走行とフル加速
ストップアンドゴーの多い市街地はKLX125の強みがでる。スリヌケもカッコわるいキッズモトクロッサーみたいな幅狭ハンドルのおかげで、オフ車としてはそれほどわるくない。幹線バイパス道路でもないかぎり、クルマの流れをリードできるだけの性能はもっている。
【フル加速時】一時停止線から幹線国道本線に合流する状況。気合をいれて法定速度まで。
【市街地走行時】交差点や一時停止のある一般市街地と幹線国道を組み合わせた状況。ややキビキビめに、ふつうに走った感じ。
最大の欠点はシート
KLX125のシートはオーナーたちのあいだでは共通した悩みのようだ。「三角木馬」とよばれているだけのことはあり、ほんとうに三角鉄馬。
だいたい100kmぐらいが限界。これ以上だと、すわって走っていることが拷問のようになってくる。シート加工をしてくれるショップもあるので、いずれ問い合わせしてみたいとも思っているが、三角木馬的なシート形状がカッコよさに貢献している可能性もあり、なかなか踏み切れずにいる。
シート加工をするときは、ここがよさそう→http://clionespeed.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/klx125-bdb0.html
