ハイエース導入のいきさつ

無敵の運搬機材は商用車なり

四輪の免許をとったのが中年になってからなので、クルマのことはくわしくないのですが、軽貨物車エブリィに乗ったことで、お仕事カー(商用車)こそ、わが一家にいちばんぴったりの運搬機材だと開眼しました。

エブリィはこの上ない一台だったのですが、自転車やら野営道具を積んだ軽自動車のなかで一家三人が眠ると厳しい酸欠に苦しむようになり、娘がちいさいころはまだしも、すっかり大人料金に成長した今では、ものすごい寝相のわるさによって迫害され、眠ることもままならず。

ということで、愛してやまない軽貨物車両から小型貨物車両へとすこしサイズを大きくしました。

マニュアルミッション、フロント三人掛けシート、白ボディのはずが

妻と娘はマニュアルミッションの前三人掛けシートをすこぶる推薦し、私はヂーゼルに乗ってみたかったので、この新機材の導入は順調かに思えたのですが、意外にもカラーリングで対峙。

ホワイトに樹脂パンパーの完全無欠商用車を推挙した娘と私に対して、妻は泰然としてダークグレーを主張。外資系化粧品会社に勤務する職業婦人として、いかにも商用車然とした白のハイエースはあまりに恥ずかしいとのこと。なにをいうか、すぐそこの資生堂の事務所をみてみなさい、世界の五本指に入るワールドワイドな化粧品会社のクルマかてみんな白の商用車やないかと申しましたが、妻はごにょごにょとくぐもるだけで、らちがあきません。

最後は娘と私のふたりでお金を出しあい、妻抜きで、ホワイトのヂーゼル・マニュアルのしぶいハイエースを買おうとしましたが、契約直前になって、妻が大口の献金拠出を申しでました。その拠出額の大きさに圧倒され、あっさりホワイトを捨ててグレーに決まりました。

しかしディーラーに行って言われたのは、グレーはスーパーGLというグレードの専用色ということで、マニュアルミッションと前列三人掛けシートはないとのこと。悩みましたが、グレーが拠出金の絶対的条件なのでしかたありません。

こうして妻の拠出金と娘の貯金の半分と、のこりを私の会社の負債で購ったのが、この運搬機材です。一家全員でお金をだしあって買ったところに、この機材のすばらしさがあります。

2009年10月に納車されました。

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